これから大手サラ金に申し込みをするというとき、不安になるのはサラ金審査です。
何をどのように調べられるのでしょうか。
自分に対する融資限度額という評価はどの程度になるのでしょうか。
勤務先に電話がかかってくる、提出しなければならない書類、それこそ不安は多くあるものです。
サラ金は収入があれば大丈夫?
大手サラ金の申し込み条件を見てみましょう。
- プロミス・・・年齢20歳以上、69歳以下のご本人に安定した収入のある方
- モビット・・・満年齢20才~65才の安定した収入のある方
- アコム・・・20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方
年齢に若干の違いがあります。
モビットは65歳まで、プロミスは69歳までとなっていますがアコムには上限の年齢は記載されていません。
しかし年齢は大きな問題ではないでしょう。
サラ金を利用する大半が20代後半から30代前半となっています。
注目したいのは「安定した収入」です。
返済をしていくためには今後も継続して収入が無くてはなりません。
転職を繰り返していたり、毎月の収入に大きな差があったり、無職などであれば安定しているとは言えません。
安定した収入という言葉の中には、勤続年数が含まれています。
同じ勤務先でどれだけの期間働いてきたのか、それが今後も継続して勤務することを審査で推測させるだけの材料になっています。
パートやアルバイトも申し込みが可能です。
決められた基本給がなければならないということではありません。
申し込みに必要な書類
貸金業者であるサラ金は、総量規制に基づいて提出しなければならない収入証明があります。
- 1社からの借り入れ金額もしくは借入希望額が50万円を超える場合
- 貸金業全体からの借り入れ、もしくは今回の借入希望金額をあわせて100万円を超える場合
この時には収入証明書類の提出が必要です。
しかしサラ金から借り入れる金額として適切ではないことはお判りになるでしょう。
そのため、サラ金に申し込みをするときには”本人確認のための身分証明”を用意するだけとなっています。
基本的には運転免許証が必要ですが、持っていない場合には保険証もしくはパスポートを提出することになります。
銀行カードローンになると、本人確認書類のほかに必要な書類がいくつかあります。
その銀行の口座や印鑑が必要になることはよくあることです。
さらに、貸金業者ではないため総量規制の対象にはならず、収入証明書類の提出のタイミングは独自に決めています。
借入金額100万円以上、300万円以上ということもありますが、初めから収入証明書類が必要ということもあります。
勤務先に連絡がある在籍確認
安定した収入の裏付けのために、申込書に記入した勤務先にサラ金から直接連絡があります。
在籍を確認するための電話であり、債務の事実を伝えるものではありません。
貸金業法で「第三者に債務に事実を伝えることを禁止」しているため、サラ金名を名乗ることはなくオペレーターの個人名で連絡があります。
審査では必ず行われる在籍確認ですが、大きな不安は必要ありません。
勤務先に個人名とはいえサラ金から電話があることに不安がある方は実に多いものです。
サラ金もそれはわかっています。
申し込み時に相談をすることで、在籍確認の時間を指定することも可能です。
また、急な借り入れの時には会社が休みで人がいないということもあるでしょう。
そんなときにも柔軟に対応がされていますのでまずは相談をすることが必要です。